『主治医が見つかる診療所』で断言!一番痩せるドレッシングは?カロリーや糖質を徹底調査
美容と健康を意識する女性にとって、サラダはダイエット効果も期待できる便利な一品。
ドレッシングには迷わず”ノンオイル”を選ぶのが今までの常識でしたが、実はノンオイルドレッシングよりもマヨネーズの方がダイエット効果が高まるってご存知でしたか?
テレビ東京系で放送された『主治医が見つかる診療所』(2018年10月18日放送)でも、「ノンオイルドレッシングは糖質たっぷりだから、ダイエットには不向き」!と専門家がきっぱりと断言しました。
ノンオイルドレッシングが太るわけ
そもそも、何でノンオイルドレッシングがもてはやされたかというと、「ノンオイル=油分を含んでいない」というイメージと、さっぱりした後味が、ヘルシーを求める女子のハートを鷲掴みにしていましたね。
実際、油分は使っていないのでカロリーはその他のドレッシングに比べて低めなのでヘルシーと言えるかもしれません。
しかし、そもそもドレッシングは、油とお酢の混ざり合いのバランスが美味しさを引き出しているので、油分をとってしまうとこのバランスが崩れて美味しくなくなってしまうんです。
ノンオイルにすることにより味のバランスが崩れてしまうので、”コク”を生み出すために「ブドウ糖液糖」等の原料を使用しているため、これにより糖質が高くなってしまうんです。
つまり、”美味しさ・コク”を出すために糖分や塩分が多めというのがノンオイルドレッシングの落とし穴だったんです。
ドレッシングの王道・キューピでカロリーと糖質を比べてみる
種類も豊富で比較的手に入りやすい”キューピードレッシング”で、実際にカロリーや糖質を比べてみました。
通常、糖質は「炭水化物量ー食物繊維量=糖質」で計算されますが、キューピーのドレッシングでは食物繊維量が公開されていないので、炭水化物量で比較してみます。
商品名 | エネルギー | 炭水化物 |
ノンオイル青じそ | 8kcal | 1.2g |
フレンチドレッシング(白) | 38kcal | 0.9g |
イタリアンドレッシング | 31kcal | 1.8g |
中華ドレッシング | 36kcal | 1.8g |
シーザーサラダドレッシング | 68kcal | 0.8g |
※大さじ約1杯(15g)当たり。https://www.kewpie.co.jpより引用。
ノンオイル系の代表格「青じそ」は他と比べて明らかにカロリーが低いですが、炭水化物(≒糖質)は多めといえます。
ノンオイルでも糖質も低いドレッシングは?
せっかくなので、カロリーが低く、かつ糖質も低いノンオイル系ドレッシングを全種調べてみました。(2018年10月18日現在)
カロリーと炭水化物を足したものを「ポイント」として、一番低いものがもっともカロリーが低くて糖質が低い、と定義してみます。
(本サイト独自のランキングです。食物繊維量は計算外なのでご了承ください)
順位 | 商品名 | エネルギー | 炭水化物 | ポイント(本サイト独自調べ) |
1 | ノンオイル梅づくし | 4kcal | 0.5g | 4.5 |
2 | ノンオイル大根おろし | 6kcal | 0.9g | 6.9 |
3 | ノンオイルフレンチたまねぎ | 7kcal | 1.4g | 8.4 |
4 | ノンオイル青じそ | 8kcal | 1.2g | 9.2 |
5 | ノンオイルゆずこしょう | 8kcal | 1.3g | 9.3 |
6 | ノンオイル和風ごま | 9kcal | 0.7g | 9.7 |
7 | ノンオイル和風たまねぎ | 10kcal | 2.1g | 12.1 |
8 | ノンオイル4種のチーズ | 11kcal | 1.7g | 12.7 |
9 | ノンオイルきざみ玉ねぎ | 11kcal | 2.1g | 13.1 |
10 | ノンオイルごまと香味野菜 | 12kcal | 1.7g | 13.7 |
11 | ノンオイル香りのごま | 14kcal | 2.3g | 16.3 |
※大さじ約1杯(15g)当たり。https://www.kewpie.co.jpより引用。
本サイトの評価では、キューピードレッシングにおけるカロリー、糖質の総合評価は
・「ノンオイル梅づくし」
・「ノンオイル大根おろし」
・「ノンオイルフレンチたまねぎ」
という順位になりました。
まとめ
サラダに低カロリーなノンオイルドレッシングは、一見ヘルシーだけど、意外と糖質が多いので、糖質制限している人は特にドレッシング選びには注意が必要です。
実は、そんな高糖質なノンオイルドレッシングに変わって、最近見直されているのがマヨネーズ。
マヨネーズは卵・お酢・油でできたシンプルな製造法でできていて、砂糖も使用されておらず、植物油のオレイン酸がコレステロールを下げる働きをしてくれるので、最近ではむしろ健康的な調味料として見直されつつあります。
先ほどのノンオイルドレッシングとマヨネーズを比較してみると、カロリーは少々高めですが、糖質(≒炭水化物)はランキング1位(本サイト調べ)の「梅づくし」に比べて何と5分の1となっています。
商品名 | エネルギー | 炭水化物 |
ノンオイル梅づくし | 4kcal | 0.5g |
ノンオイル青じそ | 8kcal | 1.2g |
マヨネーズ | 100kcal | 0.1g |
ドレッシング選びに迷ったら、「ノンオイルで糖質低め」か、「マヨネーズ」が正解です。
昔は何にでもマヨネーズをかけるぽっちゃりさんを「マヨラー」と呼ぶ現象もあったおかげで、マヨネーズ=太るのイメージですが、適正な量であれば、むしろダイエットに最適な調味料といえるでしょう。
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