【便秘の原因】男の子にはわからない!女子が便秘になりやすい4つの原因と対処法
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そもそも便秘ってどんな状態?
女性の3人に1人が便秘と言われています。
何となくスッキリしないから。毎日出てないから…。たぶん自分も便秘なんだろうと薄々思っている人はいるだろうけど、他の人はどのくらいの頻度で出てるの?毎日出るのが普通なの?そもそも便秘の定義って??
今回はそんな疑問にお答えします。
「便秘」の定義は明確にされていない
便秘とは「本来体外に排出すべき便を、十分量かつ快適に排出できない状態」とされていますが、そもそも適量がどのくらいなのか、主観的過ぎてわかりづらいところです。
3日以上の排便間隔を基準として、
・排便の頻度が週2回以下で、便が硬く、排便困難、残便感がある状態
・3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態
と考える専門家もいるそうです。
つまり、毎日出ている人でも便の量が少なかったり、残便感があったり、いきまないと出ない人は「便秘」。
仮に毎日ではなくても、バナナ状のやわらかさで黄金色に近い便がスッキリ出る、という人は便秘でない可能性があります。
なぜ女性は便秘になりやすい?
女性は、カラダの構造や嗜好、生活習慣から、男性よりも便秘になりやすいと言われています。
女性が便秘になりやすい原因①スイーツが大好き
「デザートは別腹!」と言って甘いものばかり食べていませんか?
ケーキ、ドーナツ、クッキー、菓子パン…
実は、砂糖と油分は、便秘の原因である悪玉菌の大好物。
エサが次々と送り込まれれば、必然的に悪玉菌はどんどん増殖してしまいますよね。
また、食事を菓子パンなどで済ませていると食物繊維不足になり、ツマリやすくなってしまいます。
対処法
甘いものを完全に絶ってしまうとストレスが溜まり、これも腸内環境にとってはよくありません。
砂糖は中毒性があるものなので、食べれば食べるほどもっと欲してしまうもの。
量を減らす、毎食後に食べていたものを1日1回にする、生クリームや砂糖を使うものではなく、和菓子や野菜(芋など)や果物で甘いものを補給するなど、少しずつ砂糖や油分を摂る量を減らしていきましょう。
女性が便秘になりやすい原因②外出先でトイレを我慢してしまう
デート中や職場、外出先で長いことトイレに入っていると「大きい方をしているのかな・・・」と思われるのが恥ずかしいから、つい我慢してしまいがち。
でも、行きたいときにきちんと出しておかないと、次第に便意がなくなりツマリがちに。
そして、腸に長期間便が溜まると水分が奪われて便が硬くなってしまい、さらに出にくくなってしまいます。
対処法
外出中に便意をコントロールするのは難しいものですが、習慣化させることはできます。
毎朝、出かける前に5分~10分ほど、ゆっくりトイレに行く時間を設けるなどして決まった時間に便意が来るように習慣づけましょう。
女性が便秘になりやすい原因③冷えやすい
スッキリしない女性の多くが共通して悩んでいるのが手足のヒンヤリ。
血流が悪くなると、手足だけでなく胃腸をはじめとした内臓もヒンヤリしてしまいます。
胃腸がヒンヤリすると腸のぜん動運動がうまく働かず、その結果ツマリがちになってしまうのです。
対処法
冬だけでなく、夏も冷房なのでカラダは冷えがち。女性は年中冷え対策が必要です。
お腹周りを腹巻やホッカイロなどで温める、温かい飲み物やスープでカラダの内側から温める、冷えるものは食べない(氷入りの飲み物や砂糖入りのお菓子などは身体が冷えやすい)ように心がけましょう。
女性が便秘になりやすい原因④生理前は便が出にくい
女性の場合、排卵日から月経にかけて黄体ホルモンが分泌されるます。
この黄体ホルモンは腸のぜんどう運動を抑える作用があるため、生理前はどうしてもツマリやすくなってしまいます。
対処法
生理が近くなってきたら、お腹周りのマッサージやツボ押しで腸のぜん動運動をサポートすることができます。
特に、お腹全体を「の」の字を書くようにゆっくりゆっくりマッサージすると効果がありますよ。
まとめ
いかがでしょうか。
女性は男性よりも便秘になりやすいという特性を理解したうえで、食生活や生活習慣、サプリメントなどで少しでも腸内の善玉菌を育て、便秘を回避しましょう。
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